ワンクリック請求

インターネットや携帯トラブルに気をつけよう
パソコンや携帯を使った買い物や仲間との交流は、すっかりわたしたちの生活に浸透しています。でも、油断すると、実はまだまだ落とし穴が…!

ワンクリック請求事例イラスト

慌てないことが大切

「登録が完了しました。」という表示とともに、利用者のIPアドレスや接続プロバイダー名が表示されると、あたかも個人情報が把握されてしまったように錯覚して慌ててしまいます。しかし、それで個人を特定することはできませんので、心配はいりません。慌ててお金を振りこまないようにしましょう。
また、業者と連絡をとることも危険です。メールアドレスや電話番号を新たに業者に伝えることになり、二次被害にもつながりますので、注意しましょう。万が一住所を把握されてしまうと、裁判制度を悪用した書類が送られてくる場合があります。もしも「裁判所」などからの通知が届いた場合は、本物か偽物かを確認する必要がありますので、専門機関に相談しましょう。

アダルトサイトでなければ大丈夫?!

かつてはアダルトサイトに多かった「ワンクリック請求」も、近年は手口が多様化しています。アニメ、ゲーム、占い、芸能ニュースなど、アダルト以外のコンテンツを扱うサイトからの被害が増えていますので、要注意。

クリックは慎重に

利用者は「無料」と思い込んで簡単に「はい」をクリックしてしまいがちですが、画面を注意深く見ると、「規約」の中に有料であることが書かれている場合があります。規約の内容をよく読んで、理解してから判断しましょう。

こんなトラブルもある!

メールでの架空請求

「ワンクリック請求」のほかに、携帯電話やパソコンのメールアドレスに、業者から直接請求メールが送られてくるケースもあります。
「料金未納です」「登録ありがとうございます。料金を支払ってください」「すぐに振り込まないと法的措置をとります」「大至急当社までご連絡ください」など、まるで契約していたかのような文面で届き、利用者の不安をあおるのです。
公的機関を装ったり、支払わなければ法的手段に出るなどと言っておどしたりする場合もあります。
「ワンクリック請求」と同様に、身に覚えがなければ、無視をしましょう。慌ててお金を振り込んだり、連絡したりしないように!

「請求画面が消えない!」こんなことってあるの?

「請求画面が出たので、怖くなってすぐにシャットダウンしたが、再起動するたびに同じ画面が表示される。どうすればいいの?」という相談も増えています。これは、クリックした際に、請求画面を表示するプログラム(ウイルス)をインストールさせられてしまった例。何度繰り返しても消すことができない画面を表示させて、利用者を動揺させ追い込む悪質なケースです。
この場合は、「システムの復元」を行い、請求画面が表示された日以前まで、設定を戻してみてください。詳しい対処法は「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」のウェブサイトで紹介されていますので、参考にしてください。

例えば「無料」と書かれている動画を見るために、利用者がクリックをしながら進んでいくと、意思に反して会員登録をさせられ、料金を請求されるなどの手口が見られます。

アダルトサイトや出会い系サイト以外のウェブサイトからでも巧妙に誘導されるケースもあり、年齢や性別を問わず、被害が拡大しています。

  • 慌ててお金を振り込まない
  • 自分から相手側に連絡をとらない
  • 安易にクリックをしない
  • 規約や確認画面をよく読もう
  • アダルトサイトだけとは限らないことを心得よう

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 生活環境課

〒599-0292
大阪府阪南市尾崎町35-1
電話:072-489-4514
Eメール:seikan@city.hannan.lg.jp