住宅リフォームの注意点
事例
店舗で家の台所のリフォーム工事を契約したが、施工もずさんで工事も遅れ、業者を呼んでも人手不足を理由になかなか来てくれない。
解説
以前、判断力の低下した高齢者に、訪問販売で次々とリフォーム工事をさせるトラブルが多発しましたが、最近では事例のようなケースのトラブルが多くなっています。
リフォーム工事の注意点
◎信頼できる事業者を選ぶ。事業者を選ぶ際に参考となるサイトの1つに(一社)住宅瑕疵担保責任保険協会のホームページがあり、リフォーム瑕疵保険に登録している事業者を検索できます。
◎複数の事業者から見積もりを取る(相見積もり)。契約に結びつかなかった場合に見積書作成料を請求される場合があり、あらかじめ「相見積もりの依頼であること」「無料で協力してもらえる範囲での依頼であること」を伝えておく。
◎事業者比較のポイントとして、見積書を受け取ったら、不要な工事項目がないかなどを確認し、「〇〇工事一式」のみの詳細不明なものは明細書を請求する。またアフターサービス、保証内容の確認も大切です。
◎見積書の見方や内容が分からない時は、建築士などの専門家や(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター(愛称「住まいるダイヤル」0570-016-100)などの公的相談窓口で事前にチェックする。見積書の見方、内容や金額の妥当性等住宅に関する様々なことを無料で電話相談に応じています。
◎契約に当たっては事前に契約書・見積書・契約約款・設計図・仕様書などを必ず受け取り、確認してから契約する。