「格安スマホ」の契約は慎重に!

事例

格安スマホをインターネットから契約したが、使い方や不明点を問合せたくても実際の店舗がなく、サポートの電話窓口もなかなか繋がらないため何とかしてほしい。

解説

いわゆる「格安スマホ」に関する相談が急増しています。

「問合せ窓口が電話しかない」「メールアドレスの提供がない」「代替機貸出サービスがない」「端末にSIMロックがかかっていて使えなかった」等、今まで通りのサービスが受けられると思っていたのに、実際とは違っていたというトラブルが目立ちます。

格安スマホ会社の料金設定は比較的安価ですが、今まで契約していた携帯電話会社とサービス内容に違う点があるということをよく理解しておきましょう。

また、格安スマホは初期契約解除制度が適応されないため、契約直後でも解約料が発生する場合があります。

契約するときは次の点を確認する必要があります。

 

1.自分の現在の利用状況(音声通話料、データ通信料等)を把握し、料金プラン、サポート体制、故障時の対応等、自分に合った格安スマホ会社を選ぶ

2.今まで使っていたスマートフォンを引き続き使えるかどうかを確認する。(端末の動作確認、SIMカードのサイズ、SIMロック解除可能か)

3.中古端末を購入する場合、「ネットワーク利用制限」対象(端末代金が未払いで通話や通信ができない)の端末ではないことを確認する。

4.格安スマホ会社の回線を利用するための手続きと利用開始日を確認する。

(SIMカードが届いたら自分で利用開始手続きや設定等行う場合があります。

この場合、格安スマホ会社が定めた期間が経過すると自動的に通信料金が発生します。)