安易に不用品買い取り勧誘にのらないで!
事例
「着物でも服でも不用な物がありましたら何でも引き取ります」と電話がかかってきた。
ちょうど、衣替えして処分しようと思っていたので来てもらうことにした。
しかし、実際に来た人は「こんなガラクタばかりいらん、貴金属はないか?」と言い始めた。
「貴金属はありません、衣類を引き取ってくれないならお帰り下さい」と言ったがなかなか帰ってくれず「警察に連絡します」と言うとやっと帰ってくれた。
「なんでも引き取る」というので来てもらっただけなのに・・・怖かった!
解説
こうした買い取りを装って訪問するケースが多々あります、安易に訪問を承諾しないように注意しましょう。
~引き取り勧誘には要注意~
1.訪問買い取りとごみの処分とは分けて考えましょう。
・「格安回収」「無料回収」などと言いながら高額請求された例があります。
・電話で貴金属の買い取りとはっきり告げないで、来訪後、急に貴金属を出すように言うことは法律で禁止されています。
2.骨とう品や貴金属の売却は慎重に業者を選びましょう。
3.購入業者来訪の際には「古物商許可証」を提示してもらいましょう。
4.大型ゴミや不用品の引き取りに関しては公的な機関の利用も考えましょう。
5.断っているにもかかわらず、帰らない場合は近所に助けを求めたり警察に連絡してください。
6.電話、訪問にかかわらず不審に思ったら早めに消費生活センターに相談しましょう。