還付金詐欺に注意してください!

事例

市役所から電話があり、

「払いすぎた健康保険料の還付がある。期限が今日までなのですぐに手続きが必要。携帯電話を持ってATMに行くように」

と言われた。

スーパーのATMの前で教えられた番号に電話し、指示通りに操作をして還付の手続きをしたが、通帳を確認すると、知らない人の口座に約100万円を振り込んでいたことが分かった。

解説

市役所や金融機関の職員を名乗り、

「医療費の払い戻しがある」

「税金の還付金がある」

などと言って、還付金の受取手続きのためATMに行くよう誘導し、自分の口座への振り込み手続きをしているように思わせながら、

実際は他人の口座に振り込ませてお金をだまし取ろうとする、いわゆる「還付金詐欺」が増加しています。

 

★次のことに注意しましょう。

・還付金がATMで支払われることは絶対にありません。

・「お金が返ってくるのでATMに行くように」という電話は還付金詐欺です。

・公的機関の職員が、ATM操作を電話で指示することは絶対にありません。

・還付金に心当たりがある場合でも、すぐATMに行ったりせず、電話番号を調べた上で市役所に確認してください。相手が指定した電話番号にはかけないでください。

・不審な電話があったら、すぐに警察や消費生活センターに相談してください。