重成家石工用具
名称 : 重成家石工用具(しげなりけいしくようぐ)
種類 : 有形民俗文化財
所在地 : 阪南市尾崎町
指定年月日 : 平成22(2000)年3月19日
昭和30年代から平成10(1998)年頃に、山石工(やまいしく)が使用していた石工用具です。石を採取するためヤ穴をあけるのに使用するチッパや成形に使われたノミやセットウといった用具だけでなく、ヒバサミやヤスリなど鍛冶に用いられた道具もあります。
近年、減少化傾向にあるこれらの山石工の用具は、本市における石工産業の変遷過程を物語る貴重な資料です。
山石工:主に採掘場で働き、山から採った石を成形する仕事に従事した人々。
ヤ穴:石を割る時に開ける穴。

セットウ(左) ハゲンノウ(中央・右)

チッパ