葛城修験が日本遺産に認定されました
令和2年6月、『「葛城(かつらぎ)修験(しゅげん)」-里人とともに守り伝える修験道はじまりの地』が「日本遺産(Japan(ジャパン) Heritage(ヘリテージ))」に認定されました。申請者は、和歌山県(代表)、奈良県、大阪府と阪南市を含む19市町村です。
日本遺産は、平成27(2015)年度から開始された制度で、地域の歴史や伝承、風習などをひとつのストーリーにし、関連する建造物、遺跡、名勝地、祭りなどの有形・無形の文化財をひとまとめにして観光などに利用し、地域の活性化を進めるものです。
制度開始6年間で104件のストーリーが認定されており、今回の令和2年度の認定をもって当面最後の認定となります。
修験者や地域の人々が大切にしてきた聖地「葛城修験」。その構成文化財である葛城二十八宿のうち、第4経塚「さくら地蔵」が山中渓地区に所在します。いまも修験者たちが訪れる修験はこれからも歴史を刻んでいくのです。
葛城修験や構成文化財の説明は、当ホームページ、文化財あれこれ「葛城修験が日本遺産に認定されました」(2020年8月)をご参照ください。
文安5(1448)年銘碑(境谷入口)
永禄12(1569)年銘碑(JR山中渓駅南側)