大阪湾南岸のタコツボ漁具 (有形文化財)

名称 : 大阪湾南岸のタコツボ漁具

種類 : 有形文化財    

所在地 : 阪南市尾崎町

指定年月日 : 平成28(2016)年4月15日  

    タコツボ漁は弥生時代中期(約2200年前)に大阪湾南岸(堺市以南)で始まったとされ、阪南市域でも弥生時代末期(約1800年前)をはじめとする様々な時代のタコツボや、鎌倉時代(約830~680年前)のタコツボを焼いた窯(かま)が発掘調査で見つかっています。
    有形文化財である、これらの資料は、阪南市域だけでなく大阪湾南岸におけるタコツボ漁の歴史を窺(うかが)うことができる重要な資料です。

上段左よりマダコツボ(弥生時代)、マダコツボ(奈良時代)、マダコツボ(鎌倉時代)    下段左よりマダコツボ(平安時代)、イイダコツボ(古墳時代)、イイダコツボ(古墳時代)

上段左より  マダコツボ(弥生時代)、マダコツボ(奈良時代)、マダコツボ(鎌倉時代)   

下段左より  マダコツボ(平安時代)、イイダコツボ(古墳時代)、イイダコツボ(古墳時代)

田山東遺跡(箱作)のタコツボ焼成窯(鎌倉時代)

田山東遺跡(箱作)のタコツボ焼成窯(しょうせいがま)   (鎌倉時代)