まん延防止等重点措置の適用を受けて(令和4年1月28日)

阪南市長の水野です。

はじめに、新型コロナウイルスに感染され、療養しておられる皆様の一日も早いご回復を心よりご祈念申し上げます。そして、命を守る最前である医療、福祉、介護、そしてすべてのエッセンシャルワーカーのご活躍に心から敬意と激励をお仕えいたします。

大阪府では、病床使用率が35%を上回ったことを受け、1月21日に国に対し、「まん延防止等重点措置」の適用を要請し、国では1月27日から2月20日までの間、阪南市を含む大阪府全てに「まん延防止等重点措置」が適用されました。

大阪府は、居酒屋を含む飲食店などに対し、原則営業時間を午後9時までに短縮することを要請しました。会食する際は、4人以内、マスクを着用し、利用者の密を避け、換気の確保等、できる限りの感染対策を要請しています。

ご承知のように、本市の感染状況は、1月15日以降、直近10日間で新規感染者は400人前後であり、非常に高い感染者数で推移しています。

この状況から一日でも早く脱却するため、市民のみなさんに改めてお願いをさせていただきます。

混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出・移動を控えてください。

営業時間短縮を要請した時間以降、飲食店に出入りしないでください。

会食を行う際は、4人ルール、2時間以内、マスク会食の徹底をお願いします。(疾患等によりマスクの着用が困難な場合などはこの限りではありません。)

感染防止対策として、基本的な手洗い、うがい、マスクの着用、3蜜の回避を、改めてお願いします。

不要不急の都道府県間の移動は極力控えてください。

少しでも症状がある場合、阪南市民病院又はお近くのかかりつけ医の受診をお願いします。

本市においては、すでに1月16日から本市独自にまん延防止等重点措置相当の対応として、文化センター、公民館や地域交流館、住民センターの開館時間を原則21時までにするよう指定管理者に要請しています。併せて、乳幼児が参加する、あるいは飲食を伴うなどの事業を原則中止といたしました。

大阪府にまん延防止等重点措置が適用された現時点においても、10万人当たりの市内感染者数が大阪府の10万人当たりの感染者数を上回っている状況にあることを踏まえ、1月25日に第67回阪南市新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、大阪府の要請を踏まえた対応をするとともに、本市の感染状況が厳しいことから、市独自のまん延防止等重点措置に準じた対策を継続して行っていくことを決定しました。市民の皆様におかれましては、ご不便をおかけすることとなりますが、ご理解とご協力をお願いします。

市としましても、引き続き市民病院、地元医師会を中心に各職種が連携したコロナ対策を進めているところですが、ご心配、ご不安な点がございましたら、保健センター又は大阪府新型コロナウイルス受診相談センターまでお問い合わせください。

なお、ワクチン接種につきましては、国の方針に基づき3回目の実施に向け、接種対象となる方に順次接種券を発送しています。

接種等に関するお問い合わせは、阪南市新型コロナワクチン予防接種コールセンター(電話:0120-203-415)にお願いします。

改めて、市民の皆様と力を合わせ、この感染拡大を食い止めましょう。

令和4年1月28日 阪南市長 水野 謙二