新型コロナウイルス感染症拡大に関する本市の対応について(令和2年5月1日)

市民の皆さん、事業者の皆さん

緊急事態宣言から3 週間が経ちました。この間、本市では3 名の感染の発症が確認されました。

今、大阪府下の新規感染者数には、減少傾向が見られるものの感染は広がっています。

コロナ対策として長引く休業・施設利用制限・活動自粛など、不便な暮らしの中で市民の皆様一人ひとりからの ご協力に感謝申し上げます。

緊急事態宣言が延長されるかどうか、明日からの大型連休中に、国の判断と大阪府の判断・要請などが予定されています。

本市では5 月6 日までとした学校園の臨時休校、生涯学習関連施設の休館を当面5 月10日まで延長することとしました。

日常的であった私たちの暮らしや営み、特に医療・介護・教育の現場は大きな打撃を受けていますが頑張っていただいています。

この連休中が大切とされます。

子どもたちや高齢者の皆さんの不安は更に大きくなっていると思いますが、市民の皆様には慌てず、感染防止に出来ることをやっていきましょう。

皆様には、改めて手洗い・消毒・うがい・咳エチケットを基本としていただき、不要不急の外出と密閉・密集・密接など3 密を避けて下さるようお願いします。

社会がみんなで距離をとり合い、見えないウイルスの感染路を絶つことを徹底しましょう。

しかし、こうした生活の中で体調の変化が心配です。特に子どもたちや妊婦、高齢者や障害のある方、持病を持 つ方などは、生活のリズムを守り健康の維持管理に努めてください。

何か不安や心配なことがあれば、市保健センターか泉佐野保健所にご相談ください。また、友人やご近所とのつ ながり、スポーツや趣味活動等、自粛や我慢という非日常の中にあっても、元気で生きがいをもった暮らしを願います。

本市のコロナ対策では、まずスピード、そしてアンテナを高く、かつ広くし、聞こえない声には耳を澄ませ、目をみ はり、皆さんの暮らしから目を離さないことを大切にしています。

対策を一層強化するため「新型コロナ給付支援対策室」を4 月27 日に開設しました。そこでは、国の特別定額給 付金(10 万円)を一日も早く届ける仕事を中心に、「やさしさ集まれ!コロナ対策応援基金」の運用、タイムリーな 情報の発信をします。

必ず、先が見えてくるはずです。

 

令和2年5月1日 阪南市長 水野 謙二