『和泉名所図会』にみる泉州石工(2020年2月)

 寛政(かんせい)8(1796)に出版されたガイドブックである『和泉名所図会』には、「和泉石ハ其性細密(さいみつ)にして物を造るに自在也 鳥取荘(とっとりのしょう) 箱作(はこつくり)に石(せき)匠(しょう)多し(※1)」という文章と作業場と思われる松の木陰の小屋周辺で、和泉石(いずみいし※2)(和泉砂岩)を使って燈(とう)籠(ろう)や狛犬(こまいぬ)、臼(うす)を作っている石工たちがいきいきと描かれています。

 江戸時代(約400~150年前)( )の阪南市域周辺の石工は、( )腕がいいことから北は仙台、南は鹿児島県甑(こしき)島(しま)にまで出向いて作品を作り、( )泉州の地名と名前を刻んだことから「( )泉州石工」( )を呼ばれました。( )石工には、採石場で石を切出す山石工、( )石を加工する細工石工がおり、( )絵図に描かれえているのは細工石工で、( )様々な道具も描かれています。( )このような作業風景は、( )戦前までは見られましたが、( )機械化された今では見られなくなりました。( )

 阪南市では、( )山石工の道具475点、( )細工石工の道具294点を有形民俗文化財に指定しています。( )

 

※1:「和泉石はきめが細かくて、色々なものを思いのままに造ることができ、鳥取荘・箱作(共に阪南市域)に石工がたくさんいる」

※2:文化財あれこれ2019年1月 大阪の石(和泉石(いずみいし))参照

和泉名所図会