【学校給食週間】
学校給食は、明治22年に始まって以来、各地に広がっていきましたが、戦争の影響などによって中断されました。
しかし戦後、食糧難による児童の栄養状態の悪化を背景に学校給食の再開を求める国民の声が高まるようになり、昭和21年6月に米国のLARA（Licensed Agencies for Relief in Asia：アジア救済公認団体）から、給食用物資の寄贈を受けて、昭和22年1月から学校給食が再開（「学校給食実施の普及奨励について」昭和21年12月11日文部、厚生、農林三省次官通達）されました。
同年12月24日に、東京都内の小学校でLARAからの給食用物資の贈呈式が行われ、それ以来、この日を学校給食感謝の日と定めました。昭和25年度から、学校給食による教育効果を促進する観点から、冬季休業と重ならない1月24日から1月30日までの1週間を「学校給食週間」としました。
今年は、テーマを「世界の料理」とし、1月31日までいろいろな国のメニューを取り入れました。
テーマ 『世界の料理』
1月24日（金曜日） ビビンバ（韓国）
「ピビム」（＝混ぜる）、「パプ」（＝ごはん）で、混ぜご飯を意味しています。
ご飯
ビビンバ
ミニトマト
野菜サラダ
フルーツミックス
卵スープ
牛乳
ご飯にのせてビビンバの完成です。
1月27日（月曜日） 白身魚のサルサソース、ひよこ豆のスープ（メキシコ）
メキシコ料理に欠かせない食材は豆や「チレ」と呼ばれる唐辛子です。
トマトにチレを加えて作るソースがサルサソースです。
ご飯
白身魚のサルサソース
野菜炒め
ポテトサラダ
バレンシアオレンジ
ひよこ豆スープ
牛乳
1月28日（火曜日） 春巻き、フォー（ベトナム）
フォーはお米で作った麺です。スープに入っています。ベトナムの朝ごはんの定番となっています。また、香味野菜や魚介をライスペーパーで巻いた生春巻きもベトナムの定番料理です。（給食の春巻きは生春巻きではありません）
ご飯
豚肉のスタミナ炒め
春巻き
マンゴープリン
フォー
牛乳
1月29日（水曜日） かす汁（日本）
かす汁は、酒かすを加えて煮込んだ日本の汁物料理です。
かす汁に使われている酒かすは、阪南市尾崎町にある浪花酒造さんから提供していただきました。
ご飯
竹輪の磯辺揚げ
海藻サラダ
肉じゃが
みつ豆
かす汁
牛乳
1月30日（木曜日） ガパオライス（タイ）
タイ料理と言えばナンプラーとハーブです。ガパオライスは、タイ料理の定番で、鶏肉や豚肉をバジルで甘辛く炒めたものをご飯にのせていただきます。
ご飯
ガパオライス
目玉焼き
鶏の唐揚げ
黄桃缶
スープ
牛乳
ご飯にのせてガパオライスの完成です。
1月31日（金曜日） フォカッチャ、カポナータ（イタリア）
イタリア料理の特徴はオリーブ油やトマトを使います。カポナータは、いろいろな野菜をトマトで煮込んだ料理です。フォカッチャは平たいパンです。
フォカッチャ
チーズ入りカツレツ
カポナータ
イタリアンサラダ
イチゴジャム
スープ
牛乳