阪南市立小中学校および幼稚園の整理統合・整備計画（平成18年11月策定）の検証について

本市では、少子高齢化や教育施設の老朽化等の課題に対して、より良い教育環境を整備し、魅力ある学校園づくりを推進するため、集団の力を生かす教育により効率的・効果的で安心安全な学校運営をめざし、平成18年11月に「阪南市小中学校及び幼稚園の整理統合・整備計画」（以下「現行計画」という。）を策定しました。

策定から14年が経過し、その取組については令和4年4月の幼稚園の統合をもって、現行計画に位置づけしている統合は、全て完了する見通しとなっています。

しかしながら、これまで施設については耐震改修を中心に大規模改修等を行ってきましたが、さらに建物の老朽化の進行により、今後、新耐震基準の建物についても老朽化等の対策について課題が生じてきています。

また、更に想定以上の少子化が進み、統合後においても、現在、適正規模に満たない学校園があり、支援学級数の増加、通級指導教室、少人数学級や小中一貫教育についても検討を行い対応していく必要性が生じてきており、教育育委員会としても、新たな統合の取組の必要性について強く認識しているところです。

そのため、今回、現行計画について取り組むべき統合が概ね完了している状況において、各種課題等の抽出を行うことで、今後の小中学校及び幼稚園について、そのあり方の検討に資することを目的として、検証を行いました。

令和3年8月

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