中長期財政シミュレーションについて

目的

本市では、政策判断や予算編成等に活用することを目的として、毎年9月の時点で、前年度決算を基に5ヵ年先までの中期財政収支見通しを作成しています。

一方で、人口減少・少子高齢化の進展や公共施設の老朽化対策等がもたらす行財政運営への影響について、年々増加する社会保障関連経費や、老朽化対策事業の財源として発行する地方債の元利償還金(公債費)を踏まえつつ、長期的な視点を取り入れた検討も必要であると考えています。

そこで、大阪府の支援も受けながら向こう15年間の「中長期財政シミュレーション」を作成しました。

なお、本シミュレーションの推計結果については、毎年9月に作成している中期財政収支見通しと前提条件が異なる上に、15年にわたる長期間の推計を行っていることから、将来の収支予測はそれぞれ異なるものとなっていますが、条件(視点)を変えて作成した財政シミュレーションは、今後の行財政運営を執り行う上で、参考になるものと認識しています。

今後は、このような中長期財政シミュレーションの推計も活用しつつ、公共施設の最適配置や行政DXの推進、事務事業の見直しといった行財政改革の取組の他、広域連携の必要性等の幅広い検討を実施してまいります。

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