知っていますか?『化学物質過敏症』 柔軟仕上げ剤を使う時は周囲への配慮を忘れずに

化学物質過敏症は、洗剤、柔軟剤、アルコール消毒剤、芳香剤などの日常生活で、私たちが何気なく使用しているものに含まれる化学物質に接触することで、頭痛や倦怠感、不眠など多岐にわたる症状があらわれる疾患です。

発症すると、ごくわずかな化学物質に対しても敏感な状態になります。

 

誰でも発症する可能性があります!

化学物質に反応するかどうかは個人差が大きく、同じ環境にいても発症する人としない人がいますが、誰でも発症する可能性があると言われています。

 

その香り、困っている人がいるかも・・・

近年、さまざまなにおいの柔軟仕上げ剤が発売され人気を集めていますが、その一方で、「柔軟仕上げ剤のにおい」に関する相談も増えています。

においの種類や強さの感じ方には個人差があります。

「あなた」にとって便利な日用品や、気持ちの良い香りなどが、「近くにいる人」が困る原因になっているかもしれません。

 

 

化学物質過敏症へのご理解とご協力をお願いします

私たちにもできることがあります!

自分が慣れたにおいは感じにくくなり、使用量が徐々に増えることもあります。

使用量の目安などを参考に、周囲の方に配慮しながらお使いください。

自分にとっては快適なにおいでも、他人は不快に感じることもあるということを認識しておきましょう。

化学物質過敏症のことはまだまだ知られていませんが、私たちのまわりにも化学物質過敏症で困っている人がいるかもしれません。

公共の場など、人が集まるところでは、香料などの使用に配慮するようお願いします。

 

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 生活環境課

〒599-0292
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Eメール:seikan@city.hannan.lg.jp