セアカゴケグモについて
セアカゴケグモは、攻撃性のないおとなしいクモですが、毒性を持っているため、素手で触らないようにしましょう。(触らない限り咬まれることはありません。)
特徴
セアカゴケグモ(メス)・・・体長約1cmで体色は全体的に黒く、腹部や
背に赤色の模様があります。毒性を持っているのはメスのみです。
セアカゴケグモ(オス)・・・体長約3mmで体色は全体的に白っぽく、メスのような赤い模様や毒性はありません。
卵のう・・・直径約1cmの球形。色は乳白色又は黄褐色で、中には約100個前後の卵が入っています。


セアカゴケグモ(メス)・卵のう


セアカゴケグモ(オス)
引用:大阪府 環境衛生課ホームページ
生息場所
○日あたりが良く、暖かいところ
○昆虫や小動物等のエサが豊富にあるところ
○適度な隙間があるところ
身の回りの注意する場所
○側溝や排水溝などの蓋の裏
○花壇やプランターの周辺
○自動販売機や室外機などの機器と壁の隙間
○ベンチの裏やすべり台などの裏
被害を防ぐには
○掃除や花壇の手入れをするときは素手で行わず、軍手を着用してください。
○帽子や靴など長時間屋外に置いておいた場合には、着用する前に十分点検してください。
○クモの巣を見つければ、棒切れなどで払ってクモの巣を作らないようにしましょう。
駆除
セアカゴケグモは1995年に大阪ではじめて発見されて以降、現在では30府県以上で生息が確認されています。
セアカゴケグモを見つけても、素手でさわらないようにし、市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を噴霧するか、靴で踏みつぶすなどの方法により、各自で駆除をお願いします。
咬まれた時の症状
○針で刺されたような痛みがあり、咬まれた部分の周りが腫れて赤くなります。
○指先等を咬まれた場合でも、痛みは全身に広がることもあります。
○悪化すると、発汗、寒気、吐き気を伴うことがあります。
○通常は、数時間から数日で症状は軽減することが多いですが、高齢者や子ども、アレルギー体質の人は症状が重くなる恐れがあります。
咬まれた時の処置
○万一咬まれた時は、水で余分な毒を洗い落としましょう。
○多少出血があっても、包帯や止血帯はしない方がよいでしょう。
○痛みがひどい場合は、冷やすと痛みが緩和することがあります。
○できるだけ早く医療機関を受診してください。
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 生活環境課
〒599-0292
大阪府阪南市尾崎町35-1
電話:072-489-4514
Eメール:seikan@city.hannan.lg.jp