ハチの駆除について

ハチの駆除には、専門的な知識や技術が必要となり、危険が伴うため、市では駆除(費用補助を含む)を行っていません。

私有地内のハチの駆除は、その土地・建物の所有者又は管理者の責任で行ってください。

スズメバチの駆除やハチの巣が高い場所にある等、ご自身で駆除することが困難な場合は、専門業者に依頼してください。また、詳しい駆除方法・料金等はご自身で専門業者等にご確認ください。

 

【業者については、下記にて紹介しています】

一般社団法人大阪府ペストコントロール協会

ご相談窓口 

電話 06-6942-1891(土日祝日を除く平日9時00分~17時00分)

 ※駆除依頼は有料

ハチの巣の形・特徴

スズメバチ

活動時期・・・5月から11月

営巣場所・・・主に木の枝や民家の軒下など

巣の形状・・・5月から6月頃にかけてトックリを逆さにしたような形。(営巣初期)

        7月頃からはほぼ球体になり縞模様ができ、出入口は1箇所。(営巣後期)

駆除・・・営巣初期では女王バチ1匹で行動しており、駆除について比較的危険性が低いと言

     われております。

     営巣後期は働きバチが増え、危険性が高くなり個人での駆除は難しくなるため、専門

     業者に駆除の相談をしてください。

※11月中旬頃まで活動し、その後新しく生まれた女王バチ以外のハチは全て死んでしまい巣は空になります。空になった巣は、翌年以降使うことはありません。

アシナガバチ

活動時期・・・4月から10月頃

営巣場所・・・木の枝や民家の軒下など

巣の形状・・・営巣初期から後期まで形は蓮の実のような形。

        4月頃から6月上旬頃までお猪口程度の大きさ(営巣初期)

        6月中旬から8月にかけてお椀程度の大きさ(営巣後期)

 駆除・・・営巣初期ではスズメバチと同様に女王バチ1匹で行動しているので、駆除について危

     険性が低いと言われています。

     営巣後期では、巣上に無数の穴や幼虫などが見え、働きバチも数十匹以上になりま

     す。

※9月中旬以降になると活動も終期を迎え、10月中旬頃新しく生まれた女王バチ以外のハチは全て死んでしまい巣は空になります。空になった巣は、翌年以降使うことはありません。

 

○ご自身でアシナガバチの駆除を行う場合は、下記の点に充分注意してください。

・市販のハチ駆除用スプレー等が効果的です。

・蜂は黒色を好む為、駆除をする時、黒色物を身につけないようにしましょう。

・白色の長袖・長ズボン・帽子等を着用して行いましょう。

・軍手、白いタオルを首に巻く等、肌の露出をなくしましょう。

※日没後のハチがおとなしい時間帯に駆除されることをお勧めします。

 

ミツバチの分蜂について

4月から6月頃に新しい女王バチが誕生すると、今までの女王バチと働きバチは巣を譲り渡して新しい巣を作るため飛び立ちます。

この時、新しい巣を作る良い場所を探す間、木の枝や軒下などに『蜂球』を作ることがありますが、こちらから危害を加えない限り攻撃してくることはありません。

早くて1日から3日、遅くて1週間のうちには移動しますので、様子を見てください。

※なお、7月以降でも時々、分蜂を見かけることがあります。