野良猫・さくらねこ
さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)に参加しています
公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行います。
「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR (Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。

市では、飼い主のいない猫への無秩序なエサやりに起因する「野良猫が庭にふん尿をし、困っている。」「ごみや花壇を荒らす。」「エサの食べ残しやゴミが多い。」といった、生活環境被害の軽減を図ることや、処分される野良猫の数の減少を図ることを目的に、「さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)」の活用に取り組んでいます。

さくらねこ誕生!
市内で猫に関するボランティア活動している団体と協働して、「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を行いました。
2023年度(令和5年度)は293頭のさくら猫が誕生しました。
どうぶつ基金が発行する「さくらねこTNR無料不妊手術チケット」によって行った不妊手術費用については、全額どうぶつ基金が負担しています。
ご理解とご協力をお願いします。
この事業への参加は、住民・行政・ボランティア団体・その他の協働により、 野良猫を徐々に減らし、野良猫による住民への生活環境に係る被害を軽減・改善 するとともに、動物の飼養マナーの意識啓発を図ることを趣旨としています。 単に無秩序な給餌を続けることにより、野良猫が増える原因となったり、近隣 に迷惑をかけたりしている住民からの「野良猫に餌をあげていたら、増えてしまったので対応してもらいたい。」という要望に応えるものではありません。
野良猫に餌をあげている方へ
「猫を飼いたいけど家では飼えない。でもお腹を空かしているかわいそうな猫を助けたい。」
お腹を空かせた猫に餌をあげること、それ自体は優しい気持ちによるもので、けっして悪いことではないと思います。
しかし、その猫たちは、糞尿や鳴き声がうるさくて、ご近所からの嫌われ者になってしまいます。餌を与えていると多数の猫が集まってくるようになり、子猫をたくさん産むようになります。
その結果、狭い地域に猫は密集し、病気や交通事故の危険性も高くなります。単に餌をあげるだけでは、増えてしまった猫の糞尿等でご近所トラブルの原因となり、かえってかわいそうな猫を増やすことになっているかもしれません。
きちんとルールを決めて、ご近所の理解を得るようにしましょう。
主なルール
- 餌やりのルール(餌を与える場所、時間を決める。食べ終わったら片づける。)
- トイレのルール(場所を決める。糞尿の管理をする。)
- 避妊・去勢手術(かわいそうな猫を増やさないために)
野良猫の寿命は3~5年と言われています。(飼い猫は15年~20年)
きちんと管理をすればその地域から野良猫はいなくなると考えられています。
ご近所の理解と協力により、猫がそれ以上増えないように適正に管理できれば、その地域からかわいそうな野良猫はいなくなると考えられています。
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 生活環境課
〒599-0292
大阪府阪南市尾崎町35-1
電話:072-489-4514
Eメール:seikan@city.hannan.lg.jp