波太神社

波太神社は、本市石田にあり、平安時代の法典『延喜式(えんぎしき)』に記載されていることから「式内社(しきないしゃ)」として知られています。

波太神社本殿、末社三神社本殿は、寛永(かんえい)15(1638)年の建立で、近世初頭の建造物として当時の優美な建築様式を残しており、ともに国の重要文化財に指定されています。

波太神社本殿には、この地方の豪族であった鳥取氏の祖と伝えられる角凝(つのこりの)命(みこと)を主神とする波太宮(はたぐう)と応神天皇を祭る八幡宮(はちまんぐう)の二宮が祭られています。末社三神社本殿は、本殿と同じく三間社流造(さんげんしゃりながれづくり)とよばれる建物で、この本殿のすぐ脇にあります。本殿前面に建つ拝殿は1935年ごろに再建されたもので、本殿はこの拝殿の奥にあるため、現在ではその全容を望むことができません。

この他、同社には大阪府条例の指定をうけている「三十六歌仙扁額」も伝えられています。また、拝殿前の石灯ろうは、慶長(けいちょう)5年(1600)の銘があり、豊臣家重臣の片桐且元(かつもと)が寄進したものといわれています。

波太神社拝殿 波太神社拝殿

波太神社拝殿

舞台 舞台

舞台

庁屋 庁屋

庁屋

初詣 初詣

新年0時より大勢の初詣客でが参拝し、賑わいを見せています。

最寄りの駅: 南海本線 尾崎駅下車 徒歩20分

尾崎駅よりバス波太神社前下車すぐ

JR阪和線 和泉鳥取駅 徒歩15分

問合せ先: 波太神社 電話(072)472-0951

所在地: 阪南市石田167番地

この記事に関するお問い合わせ先

未来創生部 まちの活力創造課

〒599-0292
大阪府阪南市尾崎町35-1
電話:072-489-4508
Eメール:m-katsu@city.hannan.lg.jp