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菟砥川に架かる近代化遺産 ~菟砥川橋~(2017年8月)

 阪南市の東端を流れる男里川(おのさとがわ)支流(しりゅう)のひとつ、菟砥(うど)(がわ)の中流付近(自然(じねん)())に「菟砥川橋」という橋が()かっています。

 菟砥川橋は長さ約20m、幅4mの鉄筋(てっきん)コンクリート製で、アーチ(弓形(ゆみがた))と部材を三角形に(つな)いだトラスという構造(こうぞう)橋桁(はしげた)(こう)(せい)しています。

 こうした橋は鉄橋に多く、明治(めいじ)7(1874)年、日本で5番目に架けられた鉄橋である心斎橋(しんさいばし ※)(大阪市中央区。現在は()め立てられた長堀川(ながほりがわ)に架かっていた橋)も同様の構造をしています( )しかし( )菟砥川橋のように鉄筋とコンクリートを組み合わせたものは非常に(めずら)しいといわれています( )

 親柱(おやばしら)(橋などの両端に建てられた太い柱)には、「菟砥川橋」という橋名と「大正(たいしょう)十五年十二月架」という(ちく)年代(ねんだい)(きざ)まれています。また、大正15(1926)年~昭和(しょうわ)4(1929)年に(ひがし)鳥取(とっとり)小学校に在職(ざいしょく)していた教員が撮影(さつえい)した当時の写真から、現在とほぼ形が変わっていないことが分かります( )

 過去の修理歴(しゅうりれき)詳細(しょうさい)については不明(ふめい)ですが、平成(へいせい)17(2005)年にカーボンファイバーを()き付け、塗装(とそう)をして、補強(ほきょう)補修(ほしゅう)をしたという記録(きろく)があります。

 菟砥川橋は地域(ちいき)近代化(きんだいか)()()した貴重(きちょう)な橋であり、地元では「たいこ橋」の名で(した)しまれ今も生活に()かせない存在(そんざい)となっています。


 ※明治7年(ちく)の心斎橋は、日本に現存(げんそん)する最古の鉄橋として、大阪市の鶴見(つるみ)緑地(りょくち)移築(いちく)され「緑地(りょくち)西橋(にしばし)」と呼ばれています。

現在の菟砥川橋

改修前の菟砥川橋(大正15~昭和4年頃撮影)

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