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「自然居士のいちょう」(2013年11月)

  

    自然居士(じねんこじ)(まつ)(ほこら)(かたわ)らに所在することから「自然居士のいちょう」と呼ばれています。自然居士は自然田の出身とする伝承(でんしょう)がある半僧半俗(はんそうはんぞく)仏教(ぶっきょう)唱道者(しょうどうしゃ)で、謡曲(ようきょく)「自然居士」の主人公になっています( )

    イチョウはイチョウ科イチョウ属に分類される1科1属1種の植物で、中国が原産といわれています。中生代(ちゅうせいだい)(約2億5千万年~6億500万年前)に最も栄えた裸子植物(らししょくぶつ)グループの生き残りで、「生きた化石」の一つとして植物学上重要な種となっています( )( )

    長寿(        ちょうじゅ)で、成長すると(じゅ)(こう)30m、幹回(みきまわ)り5m以上にもなります。葉は扇形(おうぎがた)葉脈(ようみゃく)が付け根から先端まで伸び( )中央部が浅く割れてアヒルの足のような形をしており( )秋には黄色く色づき( )落葉します。雌雄(しゆう)異株(いかぶ)で、4~5月頃に新芽(しんめ)が伸びてそれぞれの株に花が咲きます。実は()(かぶ)にのみなり、結実(けつじつ)する為には()(かぶ)による受粉(じゅふん)が必要です。その実は銀杏(ぎんなん)と呼ばれ11月頃には熟成(じゅくせい)し、果肉は特有の臭気(しゅうき)を発しますが、その種子は食用になります。

    「自然居士のいちょう」は、樹齢(じゅれい)約480年、樹高16m、幹回り1.2mの雌株で、周囲は常に綺麗(きれい)に清掃され、地元の人たちに大切にされています( )

    昭和56(1981)年6月1日( )大阪府指定天然記念物に指定されました( )

自然居士のいちょう

自然居士の祠

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