この春小学校をご卒業されるみなさんへ(令和2年3月18日)
この春、小学校をご卒業されるみなさんへ
ご卒業おめでとう!
お顔が見えなくて残念ですが、みなさんへお祝いの言葉をおくります。
下級生のお手本となって行動し、ランドセルが小さくみえる6年生、今日は卒業式です。
6年間、風の日、雨の日もあったけど、必ず晴れたね。
泣いたりおこったり、つらいこともあったけど、みんなでよく笑ったね。友だちや先生との思い出は、みんなの両手からあふれそうですね。
中学校に上がり勉強も多くなり、将来のことを考え、なやむことも増えるでしょう。
そんな時、見えなくても雲の上にお日様があり、いつもそばに友だちがいたなぁ。相談できる家族や見守ってくれる地域の人がいたなぁって、思い出してほしい。
そしてもう一つ、『夢やあこがれ、目標』を持ってください。これからの人生を切りひらく「ちから」になりますよ。
でも、その目標が遠く見えたり、夢が消えそうになり、もっとガンバらなくっちゃと思うとき、お空を見上げ、ニコニコ晴れの顔で「顔晴る(ガンバル)」ようにしてください。
これは大切なオマジナイです。
結びに、お子様の晴れの姿を前にご家族の皆様に心よりお祝い申し上げます。今日まで愛情を持って、子どもたちを育んでいただいた校長先生をはじめ諸先生方、そしてPTAや地域の皆様に深く感謝を申し上げます。
本日、新型コロナウイルス感染拡大の中、素晴らしい卒業式が挙行できましたこと、子どもたちをはじめ皆様に感謝申し上げ祝辞といたします。
令和2年3月18日
阪南市長 水野謙二