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波太神社所蔵 三十六歌仙扁額(2013年10月)

 

 三十六歌仙(かせん)扁額(へんがく)とは、平安時代中期(約1000年前)の()(じん)(ふじ)(わら)(きん)(とう)の『(さん)(じゅう)(ろく)(にん)(せん)』に載せられた和歌( )名人三十六人の肖像画を和歌ととも( )描いた扁額歌仙絵の一形式で、(むろ)(まち)()(だい)(約600~450年前)に発生しました(  )

 波太神社所蔵の三十六歌仙扁額( )縦51.6cm、横41.0cm、額は(くろ)(うるし)塗りで、鍍金(めっき)の金具で飾られています( )

 左1番 (かきの)(もと)(ひと)麿(まろ)(と右18番 中務(なかつかさ)()額には「()()(じゅ)()(いの)()(ぎょう)()(ごん)(たい)()(ふじ)(わら)(みつ)(なり)」の署名(しょめい)押印(おういん)が見られるため、画家は土佐光成であることがわかります( )各歌仙絵の名と歌一首は、当時の()()(のう)(しょ)()18人の筆によるものです( )

 土佐光成は(やま)()()の土佐派を再興した土佐光起(みつおき)の長男として京都に生まれ、延宝(えんぽう)9(1681)年に父の跡を継いで(きゅう)(てい)()(どころ)(あずかり)となりました。

 この扁額が描かれた年代は記載がないのでわかりませんが(  )光成が従五位下刑部権大輔に(じょ)せられたのが元禄(げんろく)9(1696)年ですので、1700年前後と推定されます。

柿本人麻呂

柿本人麻呂(ほのぼのとあかしの浦の朝ぎりに島がくれ(ゆく)舟をしぞ(おもふ)

署名と押捺

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