○阪南市道路標識の寸法に関する条例
平成25年3月26日
条例第6号
(趣旨)
第1条 この条例は、道路法(昭和27年法律第180号。以下「法」という。)第45条第3項の規定に基づき、市が管理する市道に設ける道路の案内標識及び警戒標識並びにこれらに附置される補助標識の寸法に関し必要な事項を定めるものとする。
(定義)
第2条 この条例で使用する用語の意義は、法及び道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和35年総理府・建設省令第3号)において使用する用語の例による。
(道路標識の寸法)
第3条 道路標識の寸法は、別表に定めるとおりとする。
附則
この条例は、平成25年4月1日から施行する。
別表(第3条関係)
案内標識
入口の方向 (103―A) | 入口の方向 (103―B) |
入口の予告(104) | 待避所(116の3) |
駐車場 (117―A) | 登坂車線 (117の2―A) |
総重量限度緩和指定道路 (118の3―A) | 総重量限度緩和指定道路 (118の3―B) |
高さ限度緩和指定道路 (118の4―A) | 高さ限度緩和指定道路 (118の4―B) |
道路の通称名(119―A) | 道路の通称名(119―B) |
道路の通称名(119―C) | まわり道(120―A) |
備考
1 寸法
(1) 案内標識は、図示の寸法(その単位はセンチメートルとする。以下この備考において同じ。)を基準とする。
(2) 地名が表示されている案内標識については、地名を表示する文字の字数の多少により図示の横寸法を拡大し、又は縮小することができる。
(3) 案内標識は、図示の寸法の3倍まで拡大することができる。
(4) 「駐車場」を表示する案内標識については、便所を表す記号を表示する場合にあっては、図示の横寸法を図示の寸法の2.5倍まで拡大することができる。
(5) 「駐車場」、「総重量限度緩和指定道路」、「高さ限度緩和指定道路」及び「まわり道(120―A)」を表示する案内標識については、道路の形状又は交通の状況により特別の必要がある場合にあっては、図示の寸法(前号に規定するところにより図示の横寸法を拡大する場合にあっては、当該拡大後の図示の寸法)の1.3倍、1.6倍又は2倍に、それぞれ拡大することができる。
(6) 「登坂車線」及び「道路の通称名」を表示する案内標識については、道路の形状又は交通の状況により特別の必要がある場合にあっては、図示の寸法の1.5倍又は2倍に、それぞれ拡大することができる。
(7) 「道路の通称名」を表示する案内標識については、表示する文字の字数により図示の横寸法(「道路の通称名(119―C)」を表示するものについては、縦寸法)を拡大することができる。
2 文字等の大きさ等
(1) 案内標識の文字及び記号の大きさは、図示の寸法を基準とする。
(2) 案内標識で、この表に掲げるもの並びに「著名地点(114―B)」及び「まわり道」を表示するもの以外のものの文字の大きさは、道路の設計速度に応じ、次の表の右欄に掲げる値(ローマ字にあっては、その2分の1の値)を基準とする。ただし、必要がある場合にあっては、これを1.5倍、2倍、2.5倍又は3倍に、それぞれ拡大することができる。
設計速度 (単位 キロメートル毎時) | 文字の大きさ (単位 センチメートル) |
40、50又は60 | 20 |
30以下 | 10 |
(3) 「方面、方向及び道路の通称名の予告」及び「方面、方向及び道路の通称名」を表示する案内標識については、矢印外の文字の大きさは、前号の規定によるものとし、矢印中の文字の大きさは、矢印外の文字の大きさの0.6倍の大きさとする。
(4) 「著名地点(114―B)」を表示する案内標識の文字の大きさは、10センチメートルを標準とする。
(5) 「市町村」、「都府県」並びに「方面、方向及び距離」、「方面及び距離」、「方面及び方向の予告」、「方面及び方向」、「方面、方向及び道路の通称名の予告」、「方面、方向及び道路の通称名」及び「著名地点」を表示する案内標識に、それぞれ市町村章、都府県章及び公共施設等の形状等を表す記号を表示する場合の当該記号の大きさは、日本字の大きさの1.7倍以下の大きさとする。
(6) 「方面及び方向」を表示する案内標識に路線を表す記号を表示する場合の当該記号の大きさは、経由路線を表す記号については日本字の大きさの1.6倍以下、方面としての路線を表す記号については日本字の大きさの0.9倍以下の大きさとする。
(7) 「駐車場」を表示する案内標識に便所を表す記号を表示する場合の当該記号の大きさは、駐車場を表示する記号の0.7倍以下の大きさとする。
(8) 案内標識の縁、縁線及び区分線の太さは、次の寸法を基準とする。
ア 縁は、次のとおりとする。
(ア) 「待避所」、「駐車場」及び「まわり道(120―B)」を表示するもの 9ミリメートル
(イ) 「総重量限度緩和指定道路」及び「高さ限度緩和指定道路」を表示するもの 16ミリメートル
(ウ) 「登坂車線」を表示するもの 10ミリメートル
(エ) 「道路の通称名」を表示するもの 8ミリメートル
(オ) その他のもの 日本字の大きさの20分の1以上の太さとする。
イ 縁線及び区分線は、日本字の大きさの20分の1以上の太さとする。
警戒標識
本標識板の規格 |
(201―A) | 右(又は左) 方屈曲あり (202) |
信号機あり (208の2) | 落石のおそれあり (209の2) | |
路面凹凸あり (209の3) | 合流交通あり (210) | 車線数減少 (211) |
幅員減少 (212) | 二方向交通 (212の2) | |
備考
1 寸法
(1) 警戒標識は、図示の寸法(その単位はセンチメートルとする。以下この備考において同じ。)を基準とする。
(2) 警戒標識については、設計速度が60キロメートル毎時以上の市道に設置する場合にあっては、図示の寸法の2倍まで拡大することができる。
(3) 警戒標識については、道路の形状又は交通の状況により特別の必要がある場合にあっては、図示の寸法の1.3倍、1.6倍又は2倍に、それぞれ拡大することができる。
2 縁及び縁線の太さ
縁及び縁線は、12ミリメートルとする。
補助標識
補助標識板の規格 | 注意事項(510) |
備考
1 補助標識は、図示の寸法(その単位はセンチメートルとする。)を基準とする。
2 補助標識は、その附置される本標識板の拡大率又は縮小率と同じ比率で拡大し、又は縮小することができる。