新型コロナウイルス感染症対策への改めてのお願い(令和3年2月5日)

阪南市長の水野です。

はじめに、新型コロナウイルスに感染され、療養中の皆さんに、心よりお見舞いを申し上げ、一日も早いご回復を祈念申し上げます。また、生命を守る最前線で働く医療、介護、福祉の従事者の皆さんには、心より感謝と敬意を申し上げます。

大阪府は、2月1日に大阪府新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、未だ感染者数は多く、医療提供体制はひっ迫しているとして、国に対し、緊急事態措置の期間延長を要請しました。
国においては、2月3日、引き続き、新規感染者数や入院者数、重症患者数をさらに減少させるため、緊急事態宣言の期間を3月7日まで延長することを発表しました。
府内の新規感染者数は、1月6日以降、急激に増加していましたが、緊急事態措置の取組により減少傾向にあるものの、重症病床使用率は70.3%と依然としてひっ迫した状況にあります。

本市においては、1月7日の緊急事態宣言の発出時点で88名であった感染者数が、2月4日時点では145名と約1.7倍に増加しています。より一層大阪府と連携し、取組を強化してまいります。
こうした状況において、本市では、第44回阪南市新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、引き続き、公共施設の開館時間の短縮と、施設利用やイベントの開催においては必要な感染防止策を強化していただくことを決定いたしました。
皆さんには、これまでのコロナ対策へのご協力に感謝しつつ、もうひと踏ん張りお願いします。何としても市内における感染者数を減少させ、安心できる暮らしを取り戻したいと考えます。

皆さまには改めて、不要不急の外出、移動を控えていただき、手洗い・うがい・エチケットマスクなどの感染予防の実施や、密閉、密集、密接の「三密」の回避をお願いします。
これまでの、「感染者を出さない」そして、「拡大させない、重症化させない」という強い意思に加え、市民の皆さんには、お一人お一人が自主的にしっかり距離を取り、他者への思いやりと優しさをもって、日常の暮らしをつくりあげていただきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症対策は、行政、市民の皆さん、事業者の皆さんの理解と協働の上で成り立つものです。市民の皆さんには、今一度危機感を持った行動をお願いします。
併せて、いつ自分が感染するかもしれないということを考え、人権侵害にも至る風評被害が起こらないよう、重ねてお願いします。

また、新型コロナワクチンの速やかな接種に向け、既に専任チームを配置し、準備を進めています。適宜、皆さんに情報を提供してまいります。頑張ってまいりましょう。よろしくお願い申し上げます。

令和3年2月5日 阪南市長 水野 謙二