緊急事態宣言の発出を受けてのお願い(令和3年1月14日)

阪南市長の水野です。

 国は1月7日に首都圏の1都3県、1月13日に大阪府を含む2府5県に対して、2度目となる緊急事態宣言を発出いたしました。
 大阪府におきましても、これまで高止まりでありました感染者数が、1月6日以降、急激に増加しており、府内の重症病床使用率も72.5%と、大変ひっ迫した状況にあり、これまでのレッドステージ(1)をレッドステージ(2)に引き上げられました。

 こうした状況を受け、本市では、第43回阪南市新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、市内の感染者数の累計が88名と日々増加傾向にあることを踏まえ、公民館・図書館など社会教育施設等の利用を20時までとする制限や不要不急のイベント開催の自粛を決定いたしました。
 また、市民の皆さんには、これまでもお願いしていました手洗い・うがい・エチケットマスクなど感染予防の実施、密閉、密集、密接の「三密」を避ける、感染リスクが高まる「5つの場面」となる環境をできるだけ避けていただくとともに、不要不急の外出を控えるなどの徹底した対策を講じていただきたいと思います。
 これまでの、「感染者を出さない」そして、「拡大させない、重症化させない」という強い意思に加え、市民の皆さんには、他者への思いやりと優しさをもって、慎重な行動をとっていただくようお願いいたします。

 新型コロナウイルス感染症対策は、行政、市民、事業者の皆さんの理解の上に立った主体的な協働活動が必要不可欠です。市民の皆さんには、今一度危機感を持った行動をお願いいたします。
 併せて、いつ自分が感染するかもしれないということを考え、風評被害等にもご配慮をいただきますよう、重ねてお願いいたします。

 寒さが一段と厳しくなります。健康にはくれぐれもご自愛いただくことを最後にお願いいたします。

 よろしくお願いいたします。

令和3年1月14日 阪南市長 水野 謙二