新型コロナウイルス感染症拡大に関する本市の対応について(令和2年4月13日)

 まず、新型コロナウイルス対策において市民の皆さんには、この間大変なご不便とご不自由な生活の中でのご協力に感謝します。

 国からは4月7日に緊急事態宣言が出され、大阪府では感染者の増加から「フェーズ2」との認識を表明し、明日からの「施設の使用制限」要請が出されました。

 私たちは誰もが、感染したくないし、うつしたくないと願っています。

 しかし、感染者の拡大が近隣市までみられ、市民の皆さんから不安であるとの問い合わせが多くなっています。

 本市では感染者の報告は無いものの、緊急事態宣言自体が、もう誰でも感染する状況にあることを強く前提にしていることから、市民の皆様とは慌てず、感染防止に出来ることをやっていきましょう。

 阪南市は大阪府としっかり連携し、学校園の5月6日までの臨時休校、生涯学習関連施設を休館するなど既に、より厳しい規制を行うとともに、より強い活動自粛への協力を求めています。

 皆様には、手洗い・消毒・うがい・咳エチケットを基本として頂きながら、改めて、不要不急の外出と密閉・密集・密接など3密を避け、社会がみんなで距離をとり合い、見えないウイルスの感染路を絶つことを徹底しましょう。 

 但し、そうした生活の中でも、特に子どもたちや妊婦、高齢者や障がいのある方、持病を持つ方などには、生活のリズムを守り健康の維持管理に努めてください。

 何か不安や心配なことがあれば、市保健センターか泉佐野保健所にご相談ください。

 また、友人やご近所との繫がり、スポーツや趣味活動等、自粛や我慢という非日常の中にあっても、元気で生きがいをもった暮らしを願います。

 必ず、先が見えてくるはずです。

 私たちは何としても5月6日までに、確実な成果を阪南市を含め社会全体が得なければなりません。

市長さ~ん!と、ニコニコ顔で手を振って呼んでくれる子どもたちと手を繋ぎ、1人ずつ「おんぶ」してあげたい。

街なかに多くある「サロン・カフェ」に出向き、高齢者の皆さんと笑ってお話したい。

 コロナウイルス感染拡大防止に最大限の努力と責任を果たし、一日も早い、日常を取り戻しましょう。 ガンバロウ!

令和2年4月13日 阪南市長 水野 謙二