小児（5～11歳）の新型コロナワクチン接種について
国内における小児（5～12歳）の新型コロナウイルス感染症は、中等症や重症例の割合は少ないものの、オミクロン株に伴い新規感染者が増加する中で重症例が確認されており、特に基礎疾患を有する等、重症化リスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされています。このようなことから、阪南市においても小児科の医療機関をはじめとする市内接種医療機関の協力を得ながら、小児（5～11歳）の接種を進めています。
※接種するメリット（発症予防等）とデメリット（副反応等）を十分理解し、かかりつけ医とよく相談したうえで、接種をご検討ください。
※接種を受ける、または受けていない人に対して、差別的な対応やいじめが起こることがないようお願いします。
接種が受けられる期間と接種費用
接種が受けられる期間は、令和6年3月31日まで（1年間延長）となります。
様々な事情により、これから接種を開始しても1～3回目全ての接種を臨時接種実施期間内に完了できない場合においても、一定の効果は期待されます。
全額公費で接種を行うため、無料で接種できます。
「新型コロナウイルスワクチン接種券（接種券一体型予診票）」及び「接種済証」が必要です。
接種対象者
原則、阪南市内に住民登録がある5歳～11歳の人です。（国籍は問いません。）
接種するワクチンと回数・間隔・対象年齢
ファイザー社の小児用ワクチン（5～11歳用）は、ファイザー社の12歳以上のものに比べ、有効成分は1/3です。
| 対象年齢 | 接種回数 | 接種間隔 | ファイザー社ワクチン | |
| 初回接種（1回目・2回目接種） | 1回目接種日に5～11歳（※1） | 2回 | 通常3週間（20日） |
小児（5～11歳用）ワクチン |
| 追加接種（3回目接種） | 3回目接種日に5～11歳 | 1回 | 2回目接種後5ヶ月以上 | 小児用オミクロン株対応ワクチン |
| 3回目接種日に12歳（※2） | 1回 | 2回目接種後3ヶ月以上 | 12歳以上用オミクロン株対応ワクチン |
（※1）1回目接種時の年齢に基づいて、2回目の接種を行います。1回目の接種日に11歳であったが、2回目の接種日までに12歳の誕生日を迎えた場合、2回目の接種にも小児用ワクチンを接種します。
（※2）3回目の接種時に12歳になっている場合、2回目接種完了から3ヶ月以上経過後にファイザー社のオミクロン株対応ワクチン（12歳以上用）を接種します。
3回目以降の追加接種は、令和5年3月8日から小児用オミクロン株対応ワクチンを接種します。
3回目以降の追加接種でオミクロン株対応ワクチンを接種した場合、基礎疾患を有するお子様、その他感染した場合の重症化リスクが高いと医師が認めるお子様（※）については、令和5年春開始接種（5月8日）以降、前回接種から3ヶ月の間隔を空けて、さらに1回のオミクロン株対応ワクチンの追加接種を受けることができます。
（※）5/8以降も予防接種法第8条（接種勧奨）と第9条（努力義務）が適用されます。ただし、接種は強制ではなく、本人や保護者の判断に基づいて受けていただくことに変わりはありません。
他のワクチンとの接種間隔について
接種間隔にご注意ください！
他の予防接種（インフルエンザの予防接種を除く。）と新型コロナワクチン予防接種を同時に行わないでください。
前後に他の予防接種（インフルエンザの予防接種予防接種を除く。）をした場合は、13日以上の間隔を空ける必要があります。
接種を受ける際の同意
予防接種を受ける際には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で接種を受けていただきます。16歳未満の方については、原則、保護者（親権者または後見人）の同伴と予診票への保護者の署名が必要となり、保護者の同意なく接種が行われることはありません。署名がなければワクチンの接種は受けられません。
※幼稚園・学校や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いします。
接種券の送付
▼初回接種（1・2回目接種）用接種券
乳幼児用（生後6ヶ月～4歳）ワクチンを一度も接種しないまま5歳の誕生日を迎えた人については、すでに配付済みの接種券を使用していただけます。
▼追加接種（3回目接種）用接種券
阪南市に住民票所在地があり、2回目の接種記録が確認できる人は、2回目接種完了から概ね4ヶ月後に順次送付します。（2回目接種完了から5か月以上経過で接種可）
ただし、2回目接種完了後に12歳の誕生日を迎えるは、年齢に対応したワクチン（ファイザー社のオミクロン株対応ワクチン）を接種するため、2回目接種完了から3ヶ月以上経過している場合は、接種可能月の1ヶ月前（12歳の誕生月の前月）に送付します。（12歳以上の方は、2回目接種完了から3ヶ月以上経過で接種可）
接種券が送付されない場合
下記に該当する人は、前回の接種記録が確認できないため、接種券が送付されません。接種券の発行申請が必要です。
《接種券の発行申請が必要な人》
・他の自治体で発行された接種券により、前回接種後に阪南市に転入した人
・海外で前回接種した人など
母子健康手帳の持参
子どもの予防接種記録は母子健康手帳で管理しているため、接種当日は接種券一体型予診票及び接種済証、本人確認書類（健康保険証、医療証等）の他、可能な限り母子健康手帳を持参してください。
小児の接種を実施する市内医療機関（令和5年4月13日現在）
※医療機関により予約方法が異なります。
※接種券が届いた人から予約可能です。（かかりつけ以外の人も可）
窓口または電話で直接お問合せください。
| 医療機関名 | 電話 | 住所 | |
| 1 | たか内科小児科クリニック | 472-4976 | さつき台1-2-1 |
| 2 | みなみ小児科 | 472-7239 | 鳥取617-1 |
| 3 | みやけファミリークリニック | 473-7176 | 黒田387-1 |
ウェブ予約システムから予約、またはコールセンターへお問合せください。
| 医療機関名 | 住所 | |
| 1 | 笠松産婦人科・小児科 | 鳥取中192-2 |
| 2 | 阪南市民病院（※） | 下出17 |
（※）追加接種のみ実施。初回接種は実施していません。
ウェブ予約について
ウェブ予約、またはコールセンターによる予約については、以下をご覧ください。
《 ウェブ予約の注意事項 》
※予約には阪南市から送付された「新コロナウイルスワクチン接種無料券」が必要です。
※ウェブ予約（LINE、コールセンターへの電話を含む）は住民基本台帳の情報により本人確認認証を行うため、阪南市に住民票がない人はウェブ予約ができません。
《ウェブ予約の予約受付・キャンセルについて》
予約受付及びキャンセルは、予約日の2日前（23：59）まで可能です。
※キャンセル可能期間を過ぎた場合は、予約者から必ず医療機関へ直接お電話ください。
※キャンセル可能期間を過ぎた後、再度、ウェブ予約を取り直す場合は、まず予約の取り消しが必要となります。コールセンター（電話：06-6621-1014）へお問合せください。
阪南市コロナワクチン予約システム（ウェブサイトからの予約）
下記方法よりウェブ予約受付可能です。
▼バナーをクリック 、またはQRコード読込
▼LINEのQRコードで友達追加
阪南市新型コロナワクチンコールセンター（電話で予約）
電話：06-6621-1014（平日9：00～17：30）
令和5年4月から、接種券の（再）発行の受付を行っています。ただし、住民票所在地への郵送に限ります。
厚生労働省へのリンク
小児接種（5～11歳）についての新型コロナワクチンQ＆A
小児（5～11歳）の接種について、よくある質問が掲載されています。
小児接種についての情報資料
新型コロナワクチン接種についてのお知らせ（5～11歳のお子様と保護者の方へ） (PDFファイル: 3.8MB)
ファイザー 新型コロナウイルスワクチンサイトより
新型コロナワクチンコミュニティを接種される5歳以上のお子さまと保護者の方へ (PDFファイル: 1.4MB)
ファイザー新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける方とそのご家族の方々のためのサイト
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 健康増進課
〒599-0203
大阪府阪南市黒田263-1
電話：072-472-2800
Eメール：kenkou-z@city.hannan.lg.jp