新しい生活様式への取組にご協力をお願いします(令和2年7月27日)

 緊急事態宣言の解除後は、学校園も通常の授業を再開し、人の動きとともに、まちが賑わいを取り戻しつつありますが、恐れていた第二波とも思われる感染の拡大が起こっています。それは今の私たちの仕事や暮らしから起こっています。大きく拡大する前に対策を打ちましょう。
 本市では、7月20日に、感染拡大の認識を共有し対策を講じ、市民の皆さんへ呼びかけるため、本市医師会代表の松若医師、市民病院副院長の赤井医師を招き、27回目となる新型コロナウイルス対策本部会議を開催しました。
 ウィズコロナと称されるとおり、自分の命を守り愛する家族や友人を守るために、コロナ対策に気を緩ませないでください。

 大阪府では新型コロナウイルス感染症の発生状況を受け、7月31日まで大阪府内全域に「イエローステージ(警戒)」を発表しており、府民の皆さんへ、

  1. 3密で唾液が飛び交う環境を避けてください。
  2. 感染防止宣言ステッカーのないバー、キャバクラ、ホストクラブ等の夜の街のお店の利用を自粛してください。
  3. 重症化や死亡リスクが高い高齢者及び基礎疾患のある方は、感染リスクの高い環境の施設の利用を避けてください。

と呼びかけています。

 併せて、市民の皆さんには、4つのご協力をお願いします。

  1. まず、これまでどおり、手洗い、うがい、マスクの基本対策は定着していますが、改めてご協力ください。
  2. 特に若い人たちは、感染予防のためのマスクの着用をお願いします。
  3. 大阪府が推奨している「大阪コロナ追跡システム」の登録をお願いします。
  4. 本市の経済を活性化させるためにも、できるだけ市内の店舗、飲食店の利用をお願いします。

 コロナフレイルと呼ばれるとおり、外出自粛によって高齢者の皆さんの健康や介護のリスクが高まっています。
 緊急事態宣言の時のような施設などの一斉の規制や自粛ではなく、これからは、より一人ひとりが自覚し、声を掛け合い、健康を保ちながら慎重に地域での活動を取り戻しましょう。それが経済活動を維持することにつながります。ルールを守って元気に暮らしていきましょう。

 季節は梅雨明けから夏本番に向かい、暑さが厳しくなります。感染予防にマスクは必要ですが、暑い中でのマスクを着けての暮らしには熱中症の危険が潜んでいます。体調にくれぐれも留意され、健康に暮らしていきましょう。

 

令和2年7月27日 阪南市長 水野 謙二