新型コロナウイルス感染症拡大に関する本市の対応について(令和2年4月15日)

 新型コロナウイルス対策において市民の皆様には、大変なご不便とご不自由な生活の中でのご協力に感謝します。

 国からは4月7日に緊急事態宣言が出され、大阪府では感染者の増加から『フェーズ2』との認識を表明し、4月14日からの「施設の使用制限」要請が出されました。

 阪南市は大阪府としっかり連携し、学校園の5月6日までの臨時休校、生涯学習関連施設を休館するなど既に、より厳しい規制を行うとともに、より強い活動自粛への協力を求めています。

 私たちは誰もが感染したくないし、誰にも感染させたくないという思いで暮らしています。しかしながら、不安は大きく広がっている状況です。

 阪南市におきましても、感染者の発生が確認されました。

 緊急事態宣言の状況にある、それは、もう誰もが感染してもおかしくない状況にあるということです。

 そうした中において、市民の皆様には、決して慌てずに、今皆様ができることを、しっかりやっていただくということを、改めてお願いします。

 手洗い・消毒・うがい・咳エチケットを基本としながら、不要不急の外出と密閉・密集・密接の3密を避け、社会がみんなで距離をとり合い、見えないウイルスの感染路を絶つことを徹底しましょう。

 ただし、そうした生活の中でも、特に子どもたちや妊婦、高齢者や障がいのある方、持病のある方は、生活のリズムを守り健康の維持管理に努めてください。

 何か不安や心配なことがあれば、市保健センターか泉佐野保健所にご相談ください。

 また、友人やご近所との繫がり、スポーツや趣味活動等、自粛や我慢という非日常の中にあっても、元気で生きがいをもった暮らしを願います。

 必ず、先が見えてくるはずです。

 私たちは何としても5月6日までに、確実な成果を阪南市を含め社会全体が得なければなりません。

 コロナウイルス感染拡大防止に最大限の努力と責任を果たし、一日も早い、日常を取り戻しましょう。

 

令和2年4月15日 阪南市長 水野 謙二