この春中学校をご卒業される諸君へ(令和2年3月13日)

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この春中学校をご卒業される諸君へ

 ご卒業おめでとう!
 直接にお伝えできなくて残念だけど、皆さん一人ひとりにお祝いの言葉を贈ります。
 新型コロナウイルス感染が拡大して、WHOがパンデミックに相当すると表明しました。日本においても感染が止まらず、私たちの暮らす大阪の地にも着実に広がっています。
 また、3月11日は東日本大震災の日、多くの方が亡くなり、生かされた人々も大切な人を亡くされました。だからこそ「生きるよ」との声が届きます。
 生命(いのち)こそ大切、誰の生命も等しく、その主人公は皆さん一人ひとりであり、社会が生命を守るために動いています。
 まず、自分のこと、自分が一番大切にし、家族・友人・地域の方々の支えを感じ、大きく成長させてあげてください。

 黒い雲が空をおおっても、雲の上には必ずお陽様があります。
 だから、雨が降っても、風が吹いても、雪が舞っても、その中を歩もう!
 卒業し、一人ひとりの道を歩みだしますね。
 ガンバレ!!
 目標をもって、顔を上げ、晴れやかに「顔晴る(がんばる)」(do one's best)ことを、忘れずにね!


 結びに、その大きな愛情で生徒たちをつつんでくださった学校長をはじめ、教職員の皆様方、学校へ多大なるご協力とご支援をいただいた保護者の皆様方、そして地域の皆様方に深く感謝を申し上げ、お祝いの言葉といたします。

令和2年3月13日

阪南市長 水野謙二