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新年を迎えて(平成29年1月)

「活力とやさしさ溢れる新しい阪南市」へ ~石のスープづくりからはじめませんか~

 新年明けましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、希望に輝く新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。

 私が市長に就任して、初めてのお正月を迎えました。

 昨年を振り返ると、本市は7つの幼稚園、保育所を一極集中する「総合こども館」計画に、揺れ続けた1年だったと実感します。

 子どもは、まちの宝です。

 子どもたちの健やかな成長には、普段の暮らしの中で、家庭、幼稚園・保育所、地域が連携し、互いを支え合う関係をつくることが大切です。

 今回の計画は、市民の皆様にお知らせしてからの、子育て世代を中心とする当事者や市民の合意形成などのプロセスへの批判を背景に、多くの市民の皆様の後押しをいただき、計画の白紙撤回を決めました。

 今後、市民の皆様に参画していただきながら、安全に、安心して子育て、子育ちができる環境づくりに取り組むため、改めて、7つの幼稚園・保育所などの地域の子育て拠点を再構築することとし、庁内に「阪南市地域子育て拠点再構築プロジェクトチーム(別称=阪南市こども未来プロジェクトチーム)」を立ち上げました。

 本年夏をめどに、再構築の一定の方向性をお示しする予定ですので、ご支援、ご協力をお願いします。

 また現在、「活力とやさしさ溢れる新しい阪南市」実現の第一歩として、平成29年度予算の編成作業を進めています。

 ここ数年、社会保障費の増加に加えて、公共施設の整備や学校の耐震化などに積極的に取り組んできた結果、暮らしの利便性が高まった反面、多額の基金取り崩しなど、市の財政状況が悪化する兆しが見受けられます。

 これまで取り組んできた事業や、広報誌などで新しく取り組むとしてきた事業については、「市民の暮らしやまちづくりに本当に必要なもの」の視点から改めて精査を行い、自立した自治体経営に取り組んでまいります。

 

 私はこれからの新しいまちづくりのカギは、これまでの行政と市民の関係にみられる「待ち受け」の姿勢を、共創的なものへ変えていくことだと考えています。

 「共創することで、より良いものが生まれる」ことをうまく伝える民話があります。

 ひとりの男が大鍋に石を入れ「石のスープ」を作りはじめます。なんだか面白そうだと見ていた村人たちが、次々と手持ちの食材を鍋に入れていくうちに、スープはどんどん旨みが増し、コクのあるおいしいスープが出来上がります。村人たちは皆でスープを分かち合い、楽しい宴を堪能します。

 私が愛してやまない阪南のまちは、先人から引き継いできた豊かな自然や貴重な歴史遺産、そして地域のコミュニティなどの財産に溢れています。

 まちづくりに必要なものは、すでに私たちの足元にあるのです。

 私たちには、やらなければならないことはたくさんあり、やれることもたくさんあります。

 さあ皆様、帆を広げて、私と一緒に新しいまちづくりの旅に出掛けましょう。

 結びに、市民の皆様にとって、今年1年が素晴らしい年になりますよう心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

 

 平成29年1月1日

                                阪南市長 水 野 謙 二

 

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