自転車の交通事故防止について

自転車は「軽車両」 車の仲間です!

自転車利用者による交通事故や交通違反が社会問題となり、自転車利用者のマナーアップが望まれています。

一人ひとりが自転車利用に関する交通ルールを守り、交通マナーを実践するなど交通事故防止に努めましょう。

自転車マナーアップのお願い(PDFファイル:648.6KB)

 

大阪府自転車条例について

自転車条例の概要

交通安全教育の充実

交通ルールの遵守、マナー向上は子供が小さい頃から、家庭や学校等における継続的な交通安全教育が重要です。事業者は従業員に対し、交通安全に関する研修等を行いましょう。

自転車の安全適正利用

自転車は車両です。ルール・マナーを守って自転車を安全・適正に利用しましょう。

自転車に乗車するときは、ヘルメットをかぶりましょう。自転車は車両です。自動車と同じようにタイヤの空気圧やブレーキの効きなど日常的な点検を行いましょう。

自転車保険の加入義務化 

自転車事故の備えと、被害者の救済を図るため、自転車利用者(未成年者の場合は保護者)は、 自転車保険に加入しなければなりません。

 

自転車安全利用五則

自転車安全利用五則
令和4年11月1日改定

1 車道が原則、左側を通行
歩道は例外、歩行者を優先

2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認

3 夜間はライトを点灯

4 飲酒運転は禁止

5 ヘルメットを着用

もしもの事故発生時に
被害を軽減!
全年齢ヘルメット!!
道路交通法の改正がありました。

自転車安全利用5則(PDFファイル:644.6KB)

自転車事故を補償する保険の加入推奨

近年、自転車による事故が増加しています。最近は自転車同士に加えて、歩行者に 対する事故が特に多くなっている傾向があります。自転車で事故を起こした場合、刑事上の責任に加えて民事上の責任を問われることがあり、自転車運転者に対して、高額賠償請求される事例も増えています。

保険の種類と対象

もしものときに備えて、自転車の交通事故に適用のある保険に加入しましょう。

 

 対  象   事故の相手 自 分 取り扱い
種  類 生命・身体 財 産 生命・身体
個人賠償責任保険 × 損害保険各社
障害保険 × × 損害保険各社
TSマーク付帯保険 × 自転車安全整備店

 ※個人賠償責任保険は、火災保険や傷害保険、自動車保険などのことで、この保険の「特約」に自転車保険などを含むことができる。

※傷害保険は、相手ではなく、自分や家族がけが、死亡した場合に支払われる保険。

自転車事故の高額賠償事例

自転車対歩行者の事故による判例 賠償額 約5,000万円 (平成17年11月25日横浜地裁判決)

54歳の看護師女性が市道を歩行中、無灯火の上、携帯電話を操作していた16歳女子高生に追突され、被害者女性は手足に痺れが残って歩行困難になり職も失った事例。

 

自転車同士の事故による判例 賠償額 約3,140万円 (平成14年2月15日さいたま地裁判決)

男子高校生が自転車で歩道から交差点に無理に進入。保険勧誘員の女性(60才)が運転する自転車と衝突して転倒させた事例。女性は頭蓋骨骨折で病院に搬送されたが九日後に死亡。

 

自転車と歩行者の衝突事故 自転車と歩行者の衝突事故

自転車対歩行者の衝突事故

自転車同士の衝突事故 自転車同士の衝突事故

自転車同士の衝突事故

 

自転車ヘルメット着用の推進

令和5年4月1日から施行された改正道路交通法により、全ての自転車利用者について、乗車用ヘルメットの着用が努力義務となりした。

自転車乗車中の交通事故で亡くなられた方は、約6割が頭部に致命傷を負っており、ヘルメットを着用していなかった方の致死率は、着用していた方に比べて約2.2倍高くなっています。

大切な命を守るためにも、自転車乗車時にはヘルメットを着用しましょう。

自転車用ヘルメット(カポル)サンプル展示

自転車用ヘルメット(カポル)サンプル展示(生活環境課カウンター)

生活環境課(9番窓口)カウンターにて展示しています。

 

 

【お問い合わせ・お申込み】

泉南交通安全協会 電話 072-471-1853

泉南警察署交通課 電話 072-471-1234 (内線413)

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 生活環境課

〒599-0292
大阪府阪南市尾崎町35-1
電話:072-489-4514
Eメール:seikan@city.hannan.lg.jp