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阪南市内所在指定文化財等

文化財保護法による指定文化財(重要文化財)

波太神社 本殿、末社三神社

種類:建造物

所在地:阪南市石田

指定年月日:平成5年12月9日

本殿は三間社流造(さんげんしゃながれづくり)で正面に千鳥破風(ちどりはふ)が二ヵ所見られ、中央の軒は唐破風(からはふ)が付き、建築当時の優美な建築様式を備えています。末社三神社も三間社流造で、本殿とともに優美な建築様式のたたずまいを見せています。なお、屋根は本来、桧皮葺(ひわだぶき)だったが銅板葺に葺き替えられています。

国の文化財登録原簿に登録したもの

成子家住宅 主屋他

種類:登録有形文化財(建造物)

所在地:阪南市尾崎町

指定年月日:平成13年10月29日

主屋は同家の店舗兼住宅で、間口11間の大型の町屋。近代町屋の特徴を備えています。大正5(1916)年の建築で、主屋の他、酒蔵や土蔵など計10棟が登録されました。

南家住宅 主屋他

種類:登録有形文化財(建造物)

所在地:阪南市自然田

指定年月日:平成17年12月5日

南家は江戸時代には当地の庄屋を、明治期になると阪南市及び隣接の岬町域の連合戸長を務めました。また大正期から昭和30年代までは、酒屋を営んでいました。建物は明治・大正・昭和それぞれの時代に応じて改修の手が加わっており、良好に維持されています。東西70m、南北50mの敷地には主屋を中心に蔵や門、附属建物が庭園を囲んで建てられています。敷地の3分の1は垣内(カイト)と呼ばれる、日常生活に関わる多目的作業空間となっています。表門、土塀、主屋、納屋、蔵3棟が登録されました。

南氏庭園

 種類:登録記念物(名勝地関係)

 所在地:阪南市自然田

 指定年月日:平成26年6月20日

南氏庭園は、大阪府下で4例目となる登録記念物(名勝地関係)です。庭園は、先に登録有形文化財となった南家住宅の庭で、座敷棟南の主庭(しゅにわ)、北の露地庭(ろじにわ)を中心としています。主庭は築山(つきやま)が築かれ、当地で産出する和泉砂岩の滝組石を配された枯山水(かれさんすい)様式で、築造以降も手を加え続け、現在の形態になりました。敷地には、樹齢約400年のヤマモモや高さ16mのクスノキなども残されています。また、敷地西側には、日常生活に関わる多目的な作業空間である広大な垣内(かいと)が現存します。垣内は、かつて大阪近郊の豪農でよく見られたものですが、開発によって多くが消滅していきました。本庭園は、近代泉南地方における有力農家の作庭を考える上で重要な事例であり、建造物と庭園を一体のものとして保存する意義は、極めて大きいと考えられます。

大阪府文化財保護条例による指定文化財

波太神社 三十六歌仙扁額

種類:絵画

所在地:阪南市石田

指定年月日:昭和45年2月20日

宮廷絵師・土佐光成(とさみつなり)の筆で1700年頃(元禄末年頃)の作品です。一歌仙一額形式の成立期のもので、三十六面が保存よく完備しています。

加茂神社 本殿

種類:建造物

所在地:阪南市箱作

指定年月日:昭和45年2月20日

桁行二間、梁行二間半、桧皮葺の建造物で、当条例による建造物の第一号指定物件です。慶長15(1610)年銘の石灯籠ともに指定されています。

 宗福寺 木造地蔵菩薩座像

種類:彫刻

所在地:阪南市箱作

指定年月日:昭和56年6月1日

像高52cmで、11世紀中頃(平安時代後期)の作品です。温和な表情で洗練された端正な造形に藤原的作風の成熟が認められます。

自然居士のいちょう

種類:天然記念物

所在地:阪南市自然田

指定年月日:昭和56年6月1日

樹齢約450年で、樹高16m、目通り1.2m を測ります。樹上なかばより幹がわかれ、多くの小枝が張り出して幹・枝張りは良好です。

玉田山1号墳

種類:史跡

所在地:阪南市自然田

指定年月日:平成14年1月29日

玉田山の山麓に所在し、直径11.5m、残存高3.9mを測ります。墳裾に列石がめぐり、両袖式の横穴式石室をもちます。昭和36年の発掘調査では、2回の埋葬が確認され、金環・銀環・須恵器・鉄鏃・ガラス製小玉などが出土しました。

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(大阪府)

自然田  瑞宝寺の鉦講

種類:無形民俗文化財

所在地:阪南市自然田

指定年月日:平成20年1月18日

約300年前に檀家の篤信者が集まって鉦講仲(カネコウナカ)を組織したのが、始まりとされます。当寺の鉦講には双盤念仏と伏鉦念仏の2通りがあり、いずれも一子相伝の家系を守り、口伝(クデン)によって念仏の唱え方、鉦の打ち方、撞木(シュモク)の運び方など、ほぼ昔のままに継承されています。4艇ある双盤のうち2艇には元文3(1738)年の銘があります。平成15年2月に阪南市指定無形民俗文化財に指定されています。

黒田  黒田寺の鉦講

種類:無形民俗文化財

所在地:阪南市黒田

指定年月日:平成21年1月16日

真言宗から浄土宗へ改宗したのは徳川時代に入ってからのことといわれ、鉦講はその改宗以後に組織されたものと考えられています。戦時中、双盤をすべて提出したため中断し、その後、復活されたが再び中断。平成元年にただ一人の伝承者の指導をうけて復活され、現在にいたっています。

石田  祐道寺の鉦講

種類:無形民俗文化財

所在地:阪南市石田

指定年月日:平成21年1月16日

法然上人が和歌山市大川に漂着してたおり、漁民に日常における念仏の実践を説き、漁の網を引くときに念仏を唱えたという「網引念仏」が祐道寺に伝わったといわれています。戦時中に双盤の供出により中断し、昭和24年に新調、復活したものの再び途絶えましたが、昭和50(1975)年に再度復活しました。双盤には元禄(1688-1703)の年号が刻まれていたとのことから、始まりは江戸時代中期まで遡ると考えられます。

箱作  宗福寺の双盤念仏

種類:無形民俗文化財

所在地:阪南市箱作

指定年月日:平成21年1月16日

いつ頃組織されたか詳らかではありませんが、昭和49(1974)年頃までは、明治中期もしくはそれ以前の生まれという女性2人、男性1人の計3名により伝承されていました。双盤は大小4艇全て昭和33(1958)年に鋳造されたものです。親鉦を受け持つものは「親」、兄鉦と子鉦を受け持つ3名は全て「子」と呼ばれます。

鳥取  西光寺の双盤念仏

種類:無形民俗文化財

所在地:阪南市鳥取

指定年月日:平成21年1月16日

いつ頃組織されたか詳らかではありませんが、現在の講員は昭和10(1935)年頃に明治24(1891)年生まれの講員に師事していましたが、昭和44(1969)年に先の講員の他界によって途絶えてしまいました。しかし、平成3年に復活され、現在の講員は6名です。双盤は5艇ありますが、すべての戦後のものです。カシラ(頭)の唱者は1名ですが、シュウ(衆)と呼ばれる他の唱者の員数は、定められていません。

阪南市文化財保護条例による指定文化財

大願寺 絹本着色釈迦三尊図

種類:絵画

所在地:阪南市下出

指定年月日:平成14年3月14日

室町時代(500年前頃)の作品で、中国宋・元の影響を受け、水墨画の描法で描かれた禅宗系絵画の佳品です。

瑞宝寺 木造聖観音菩薩立像

種類:彫刻

所在地:阪南市自然田

指定年月日:平成14年3月14日

平安時代後期(900年前頃)頃の作品で、檜の一木造り。髻部(もとどりぶ)や両足首、宝冠(ほうかん)などは後の時代に修理されたもの。元は波太神社神宮寺(じんぐうじ)であった神光寺(じんこうじ)の旧像とされる。

自然田 瑞宝寺の鉦講

種類:無形民俗文化財

所在地:阪南市自然田

指定年月日:平成15年2月28日

約300年前に檀家の篤信者が集まって鉦講仲(かねこうなか)を組織したのが、始まりとされます。一子相伝の家系を守り、口伝(くでん)によって念仏の唱え方、鉦の打ち方、撞木(しゅもく)の運び方など、ほぼ昔のままに継承されてきました。

玉田山2号墳

種類:史跡

所在地:阪南市自然田

指定年月日:平成16年1月21日

玉田山1号墳の南東に所在し、平成14・15年度の調査により、直径約12mを測ることが判明。両袖式の横穴式石室をもち、出土した須恵器から約1300年前に築かれたことがわかります。

ヒトモトススキ

種類:天然記念物

所在地:阪南市箱作

指定年月日:平成17年3月24日

大阪府内において、現在は阪南市の箱作海岸と縄文時代に海岸線があったとされる東大阪市日下(くさか)にのみ残るカヤツリグサ科の多年草です。

石造 地蔵菩薩立像(応永十年銘)

種類:彫刻

所在地:阪南市箱作

指定年月日:平成18年2月28日

全高73cm、像高45cmを測ります。和泉砂岩製で、右手に錫杖、左手に宝珠を執り、表現は素朴です。応永10(1403)年の銘があり、阪南市内の紀年銘石造物では最古の例にあたります。当市での石匠の活動や所在墓地の歴史を語る重要な資料です。

石造 地蔵菩薩立像(天文十五年銘)

種類:彫刻

所在地:阪南市下出

指定年月日:平成18年2月28日

像高1.92m、総高2.56mを測る、大阪府下でも最大級の石造物です。和泉砂岩製で、右手に錫杖、左手に宝珠を執ります。天文15(1546)年の紀年のほか、銘文から旦那法印覚永・覚識、願主出羽国住人宥円上人、大工藤原兵衛太夫の名がわかります。また、「貴賎上下」とあり、多数作善の思想のもと、広く民衆の援助により製作されたことが伺えます。

瓦質墓標(宝暦五年銘)

種類:有形民俗文化財

所在地:阪南市新町

指定年月日:平成19年3月13日

形態は石造墓標でいうと櫛型(位牌型)と呼ばれるものです。日をおかずして亡くなった男児と女児の法名が記されいることから、流行り病等で亡くなった可能性が考えられます。石で作ることが通例であった墓標を瓦製としたことから、被葬者の親などが瓦製造に従事していたと推定されます。宝暦5(1755)年銘は、瓦質墓標としての最古例です。

瓦質墓標(弘化二年銘)

種類:有形民俗文化財

所在地:阪南市新町

指定年月日:平成19年3月13日

形態は石造墓標でいうと櫛型(位牌型)と呼ばれるものです。記された法名と史料により、被葬者は瓦工を生業としていたことがわかっています。瓦質墓標は現在、泉南地方を除けば愛知県知多半島の一部に存在するのみとなっています。

箱作の盆踊り

種類:無形民俗文化財

所在地:阪南市箱作

指定年月日:平成20年3月21日

音頭は長い物語を唄う「くどき形式」ですが、音頭と踊りの調整のため、小歌形式の異なる曲を挿入させます。これは市内に伝わる他の盆踊りには見られない、箱作の盆踊り特有のものです。また物語の題材は「雷電の遺根相撲」 「会津の小鉄」ですが、昭和27(1952)年頃以前には「傾城阿波の鳴門」もくどかれていたようです。昭和50(1975)年ごろに中断されましたが、平成7年に保存会によって復活しました。

貝掛音頭

種類:無形民俗文化財

所在地:阪南市貝掛

指定年月日:平成20年3月21日

貝掛の盆踊りでは、明治末から大正初期には「貝掛音頭」が踊られていたのは確実なのですが、いつの頃からか踊られなくなりました。戦後復興されたものの、昭和25(1950)年頃には「江州音頭」に変わってしまい、平成2年、地元の有志により約40年ぶりに復活しました。音頭は「小歌形式」で、特徴的なのは、上の句と下の句の間に、笛と太鼓による長い間奏が入るところです。

尾崎くどき

種類:無形民俗文化財

所在地:阪南市尾崎町

指定年月日:平成20年3月21日

「くどき」と呼んでいますが、長い物語を口説いておらず、文句の順番が関連しない「小歌形式」をとります。昭和初期には町内各地域で盛んに踊られていましたが、戦後5,6年間は中断し、その後も中断と再開が繰り返されました。平成10年に保存会が結成され、復興をとげて以来、継続されています。

藪本家石工用具

種類:有形民俗文化財

所在地:阪南市尾崎町

指定年月日:平成21年3月24日

古墳時代の石棺を始め、中世期以降は様々な石造品が、泉州南部で産出する和泉砂岩を利用して作られてきました。これらの道具は現所有者の先代(親方)から受け継いだ用具と、現所有者が機械化される以前から使用していた伝統的な道具であり、加工用の道具のみならず、携帯式鞴(ふいご)に代表されるように、それら加工具の製作や手入れに使用する用具まで揃っています。

重成家石工用具

種類:有形民俗文化財

所在地:阪南市尾崎町

指定年月日:平成22年3月19日

昭和30年代から平成10年頃の期間に、主に採石場で使われた用具で、石の採取や成形に加え、鍛冶に用いた道具もあります。近年、減少化傾向にあるこれらの道具は、本市における石工産業の変遷過程を物語る貴重な資料です。

來田家石工用具

種類:有形民俗文化財

所在地:阪南市尾崎町

指定年月日:平成22年3月19日

現在も採石産業を営む來田組からの寄贈資料で、採石場で使われていた職人が自ら作製した用具や、機械化された用具までが揃っています。藪本家や重成家石工用具と一括すると、石の採取から作品の完成まで、一連の工程を示す資料となります。

黒川家石工用具  

種類:有形民俗文化財  

所在地:阪南市尾崎町    

指定年月日:平成23330    

阪南市域の山間部で古来より採掘され連綿と続いた和泉砂岩の採石は、高度経済成長の中、石工道具も機械化が進むことにより伝統的な石工用具が使用されなくなりました。指定の資料は、昭和30年代から50年頃まで採石場において山石工と呼ばれる従事者が使用していた石工用具で採取から成形に用いる用具鍛冶用具、道具製作の素材がそろうことで、作業工程を知ることができる貴重な資料です 

孝行(こうこう)(うす)    

種類:有形民俗文化財    

所在地:阪南市尾崎町

指定年月日:平成23330  

一般的に孝行臼と呼称される和泉砂岩製の()き臼で片手で扱える程度の杵が付属し、内面が丁寧に作られています。『和泉名所圖會(いずみめいしょずえ)』には、「この臼で堅い食物を搗きやわらげると歯のない老人は味を損ねることなく食べられる」という文章に加え、イラストが描かれています。他の江戸時代の刊行物に記載がみられることから、江戸時代後半には、江戸や大坂でポピュラーなのもであったと思われますが、現在はほとんどみられることはありません。 

横田家船大工用具   

種類:有形民俗文化財    

所在地:阪南市尾崎町

指定年月日:平成25年1月18日  

横田氏は新町の船大工で、昭和20年から60年頃に貝塚市脇浜で造船業を営んできました。造船の技術は、代々の船大工の手によって受け継がれ、昭和30年代以降、鋼船やプラスチック船の普及が急速に進むなか、木造船の需要は急速に減少していきました。横田氏は阪南市域だけでなく泉州地方の木造船を100杯以上造り、地域の漁業を支えてきたことから、横田家船大工用具は本市にとって後世に伝えるべき重要な資料になっています。

孝行(こうこう)(うす)    

種類:有形民俗文化財    

所在地:阪南市尾崎町、自然田

指定年月日:平成25年1月18日  

 阪南市の伝統産業である和泉砂岩製の小型臼です。22年度に3件の孝行臼が指定されていますが、その後の調査で4件が発見され、追加指定されました。

土手家瓦製造用具   

種類:有形民俗文化財    

所在地:阪南市尾崎町

指定年月日:平成27年3月20日  

泉南地域は近世初頭以降、瓦の生産地として知られ、明治・大正時代に最盛期をむかえます。しかし、排煙等の環境問題や材料である粘土の不足、他地域での機械化による大量生産や品質向上が進んだことなどの影響を受け、衰退の一途をたどります。昭和60年代中頃には当地域での瓦生産は影をひそめ、阪南市も例外ではありませんでした。土手家は大正4(1915)年から昭和63(1988)年まで、貝掛で瓦製造業を営んでいました。時代が進むにつれ、作業の一部を機械化することで手作業は減少するものの、伝統的な技法は受け継がれてきました。土手家瓦製造用具には、粘土をのせる台を始め、成形時に使用する多様な用具が見られ、中でも地瓦(桟瓦)においては、製造に関する用具一式がそろっています。手作業による瓦製造で使われた用具は、阪南市域を支えた伝統産業を後世に伝える、貴重な資料と言えるでしょう。

お問い合わせ先

生涯学習部 生涯学習推進室

〒599-0292
大阪府阪南市尾崎町35-1
電話:072-471-5678(代表)
Eメール:s-gakusyuu@city.hannan.lg.jp

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