横田家船大工用具

名称 : 横田家船大工用具

種類 : 有形民俗文化財    

所在地 : 阪南市尾崎町

指定年月日 : 平成25(2013)年1月18日

    横田氏は新町(しんまち)の船大工(ふなだいく)で、昭和20(1945)年から60年頃に貝塚市脇浜(かいづかしわきはま)で造船業を営んでいました。造船の技術は、代々船大工の手によって受け継がれてきましたが、昭和30年代以降に鋼船(こうせん)やプラスチック船の普及が急速に進むなか、木造船の需要は急速に減少しました。

    横田氏は阪南市域だけでなく泉州地方の木造船を100艘(そう)以上造り、地域の漁業を支えてきたことから、横田家船大工用具は本市にとって後世に伝えるべき重要な資料となっています。

 

横田家船大工道具

横田家船大工用具