玉田山2号墳

名称 : 玉田山(たまだやま)2号墳

種類 : 史跡

所在地 : 阪南市自然田

指定年月日 : 平成16(2004)年1月21日

    玉田山1号墳の南東に所在する、直径約12mの円墳とみられる古墳です。現在は天井部と側壁上部が失われ、横穴式石室(よこあなしきせきしつ)が露出(ろしゅつ)しています。

    平成14・15(2002・2003)年度の調査により、玄室(げんしつ)は長さ2.80m、幅1.60m、羨道(せんどう)は長さ2.00m、幅0.90mで、床面には排水溝が設けられていることが分かりました。出土した須恵器(すえき)から7世紀初頭に築かれたと考えられます。

 

   玄室:棺(ひつぎ)を納める部屋

   羨道:玄室に通じる通路

石室

石室

須恵器の坏身

須恵器の坏身(つきみ)