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西本願寺尾崎御坊表門の物語(2019年5月)

 西本願寺(にしほんがんじ)尾崎(おざき)御坊(ごぼう)の表門を正面から見上げると( )中国故事の一コマを表現した彫刻があります。向かって左には右の手に巻物を持ち( )左足が裸足(はだし)の老人(黄石公(こうせきこう))が橋の上で馬に跨り( )右には大龍の頭上で靴を差し出す人物((ちょう)(りょう))が彫られています( )

 浄土真宗本願寺派の法話によれば、張良は若い時に軍略方法について悩んでいました( )ある日( )白髪の老人黄石公が夢に現れ「5日後の夜明けに土橋の上で兵法の秘巻(ひかん)(さず)ける。」というお告げを与えました( )張良が土橋の所へ行くとすでに黄石公がいて「人にものを教えてもらうのに先生より遅く来た( )もう5日経ってから出直して来なさい( )」と言われました( )そこで( )5日後の早朝に再び出向くと白馬に(またが)った黄石公が現われ( )橋の上から自分の()いていた(くつ)を川へ投げ入れ( )「取って来い」と言いました( )張良は腹を立てつつ我慢(がまん)して川へ飛び込み靴を取ろうとすると( )大きな(りゅう)が現われ靴をくわえて逃げました。しかし( )張良が腰の大刀(たち)を抜いて切りつけると恐れをなして靴を差し出しました( )黄石公は靴を受け取り「勇気(ゆうき)もあり、我慢もできる( )」と( )巻物を授けました( )巻物には張良が疑問に思っていた兵法の答えがすべて書いてあり( )それを読んだ張良は天下一の兵法家(へいほうか※1)となり( )後に漢の高祖(こうそ※2)を助けて天下を平らげました( )

 京都西本願寺の国宝「唐門(からもん)」にも同様の彫物がみられます( )

※1 兵法家:戦いの方法を考える人( )

※2 漢の高祖:漢は中国の古代王朝( )紀元前202年に劉邦(りゅうほう)が天下を統一し、初代皇帝となった( )

西本願寺尾崎御坊の表門

西本願寺尾崎御坊の表門

中国故事の一コマ

橋の上で馬に跨る黄公石(向かって左)龍の頭上で靴を差し出す張良(右)

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